長期優良住宅の施工規定って知ってますか?

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    久しぶりの施工日記となりました。

    本日は長期優良住宅の施工についてレポートします。

    まず初めに、最近地元ではどこの会社も

    「うちの住宅は」長期優良住宅仕様と言っているようですが

    そのうちの中で、実際に長期優良住宅の認定を受けられる

    建物はほぼ無いのではないかと思います。

    その根拠は?と言われれば

    集合住宅地でその施工方法を見れば一目瞭然で分かります。

    長期優良住宅の1つの要件に「維持管理対策等級」という

    非常に視覚的にもわかりやすい要件があります。

    この等級は1〜3等級に分かれており、長期優良住宅では

    維持管理対策等級3が必須条件となります。


    上記画像は維持管理対策等級に必要な施工となります。

    では、その維持管理対策等級3の正確な内容について

    ◎構造躯体に影響を与えることなく、配管の維持管理ができて

    ◎更新時(将来)の工事が軽減される措置を講じる内容となります。



    このように専用の基礎貫通部材を取り付けて

    配管の抜き差しが容易に行えるように施工いたします。

    その際にはシロアリの蟻道とならないように蟻道防止ストッパー

    を取り付けて施工いたします。


    他にも長期優良住宅には「省エネ対策等級4」以上や

    「耐震等級2」以上、「劣化対策等級3」相当、面積確保

    維持保全管理、住居環境、住宅履歴情報の整備などなど

    細かな規定が定められています。

    これらをすべてクリアした住宅が長期優良住宅となります。

    仕様を堂々と謳っているにもかかわらず、現場をみると

    上記の維持管理対策等級に関する施工が抜けています

    その他は外目に見る事が難しいですが、これすら守れてない

    ようなら他の項目も守れてないと推測されるのでは無いでしょうか?


    その他にも省エネ対策等級4というまだまだ十分ではない

    この規定も目で判断できる項目があります。

    それは・・・



    上記のように基礎に打ち込まれた断熱材が設置されているか?

    土間は、いやコンクリートは熱伝導が大きく、

    エネルギーの出入りが非常に大きくなるところです。

    いくら家の断熱が十分でも、この措置が取られていなければ

    家で造られるエネルギーはここから大きく奪われてしまうので

    住んでから感じる「室内温度差」の原因となります。


    そしてゼロエネ住宅や低炭素住宅に必ず必要となる

    給水(お水)給湯(お湯)の配管に関する措置です。

    給湯は年間光熱費の大半を占めるエネルギーを必要とします。

    熱源(電気・ガス・灯油)が何であれ配管には最大の省エネ

    対策が必要となります。

    それが下記の画像です。



    専用のヘッダーと呼ばれる部材で

    全ての水が1か所に集まり、圧力変動のむらを抑えて

    安定した水圧を供給します。

    また維持管理にも優れ、将来的に配管の更新が非常に容易です。



    これが水とお湯の両方に施工されれば、安定した水圧供給と

    無駄な潜熱ロスを防ぐことが可能になります。

    このように視覚的に見る事の出来る施工を知れば

    その会社の信頼性や安心感が安易に確認できるのです。


    そして、これらの施工は当たり前に行われるべきであり

    お客様が理解しなくても、どこの会社も一定レベルの知識と

    技術を守るべきなのですが…

    頼む会社によっては、費用は取られているのに、その施工規定が

    守られていない家に住むことに…


    ですからこのような内容を知っておくだけで

    長期優良住宅仕様を謳っている会社に任せるなら

    貴方から業者に指摘するだけで、たったこれだけのことで

    追加費用など発生せず、家は頑強で快適で省エネになる

    ということなのです。

    ですが・・・残念ながら

    長期優良住宅の要件すらいえない会社が殆どではないでしょうか?

    それでも長期優良住宅仕様…?これって大きな誤解を招きますよね。


    家を建てた方の大半が、家に住んでから住宅を更に深く知ろうとします。

    そして、自分の選んだ会社が建てた住まいが失敗だと思いたくないので

    自分の家だけは間違いない!と思い込んでしまうのです。


    そうならない為に、そしてこの事実を理解するためにも

    意味のある住宅見学会に参加し、信頼できる会社にその内容を

    セミナーなどを通じて教えてもらうのがいいと思います。


    家造りを失敗しない為にも、ごまかされない為にも是非

    がんばって動いてみましょう!

    弊社で宜しければ、毎週行っている住宅セミナーに

    お気軽にご参加くだされば、これらの住宅に欠かすことのできない

    大切な説明をしています。

    家造りは知識と技術と情熱で!



     

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